風の森通信 第479号


花開く時


花開時蝶来

 今日のお稽古のお床は、仙台市瑞鳳寺鎌田景州老師筆。
八十歳の時の遺墨とお聞きしました。

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 花は藪椿と利休梅、そして花入は岩井純氏の六華結晶釉瓢花入。

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墨跡は過去に根ざしたもの、そして花は私たちと同じく今を生きているもの。過去をみつめ、今を感じそして未来を思い描けるのがお床。お茶室だからこそ、それを楽しめる空間だと思っています。

 日毎に暖かさが増し、桜をはじめさまざまな花が咲き始めてきました。ようやく仙台も本格的な春の到来です。
花開く時、花は何も言わなくても自然に蝶たちが集まってくるという。
それは自然の摂理。
人もまたそう在りたいものです。
掛物を拝見しておりますと、百花繚乱の景色が目に浮かんでまいります。そして景州老師のお人柄である、心の暖かさが伝わってくる一行物でございました。
花をみているだけで穏やかな春の風を感じます。
花入もまた花を引きたてながら、その淡い色が春の景色そのもの。
結晶釉の景色もまた心に残るものでした。
今日もまた、季節を感じながらお稽古をさせていただくことができたのです。

 今日のお稽古は透木釜を使った後炭、盆点、そして茶碗荘。
炉を使ったお稽古はあと二回だけとなってしまいました。


和の学校仙台分校へどうぞ

テーマ : 和風、和物、日本の伝統
ジャンル : 趣味・実用

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暖かな墨跡ですね。
「花は無心にして蝶を招く」という
良寛さんの言葉を思い出しました。
お茶室に流れている時間は、
さぞ、馥郁としたものなのでしょうね。

蝶無心尋花

「蝶もまた無心にして花を尋ぬ」

お互い無心なればこその出会いでしょうか。
お茶室は美味しいお茶をいただくことのできる場であるとともに、馥郁たる香りもたちこめ、素敵な出会いの場として誠に相応しいものでございます。
席主の先生方には本当に感謝です。
コメント誠にありがとうございました。
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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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