風の森通信 第512号


金平糖(こんぺいとう)

    
 振出しから出てきたお菓子は金平糖。

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子供の頃小遣いをもらって駄菓子屋に行き、店先の透明なガラスの入れ物に入った金平糖を買って、口の中で転がしていたものです。
大人になってからは食べた記憶がありません。
だがお茶のお稽古をはじめて、茶箱点前の時に必ずいただけるようになりました。
今日のお稽古は茶箱の「雪点前」

photo_20082302.jpg

振出しから出てきたのは黄緑色、紫色そして水色。
それぞれ色には味がついていて、黄緑色はメロン味、紫色は葡萄味、水色はラムネ味でした。
もっといろいろな色や味があるに違いありません。

「こんぺいとう」という言葉の入った歌を思い出しました。

    いろはにこんぺいとう 
    こんぺいとうはあまい
    あまいはさとう 
    さとうはしろい
    しろいはうさぎ・・・

なんという題名の歌であったろうか。
いつの頃からあったのだろう、山形だけで歌われていたのだろうか、数え歌などの一種だろうか、単に言葉遊びとして歌われたものなのだろうか。
疑問だらけの歌です。
メロディーも兄や近くの姉さんたちから教えてもらったのだが、今歌ってごらんといわれてもどうも心もとない。
そして今でもそうなのだが、その意味もよく分かってはいない。
でも不思議に口ずさめる歌。

 金平糖はどうして凸凹になっているのだろう。
齋藤先生にお聞きしたところ、製造過程の中で時間をかけゆっくり粒を成長させて出来上がるのだと教えていただきました。
でも凸凹が何故できるのだろうか、その突起の数はどのくらいあるのだろうか、それに形も一つひとつが不揃いです。
利休の時代には既に日本に伝えられていたという。
甘い宝石ともいわれるが、見れば見るほど不思議なお菓子です。
 つい最近の結婚式で、新郎新婦が最後にお客様たちを見送る時、きれいな袋に入った「金平糖」をいただいたことがあります。
その時の色は黄色、でもその金平糖の袋はどこかにしまったのか思い出せない。

   
和の学校仙台分校へどうぞ

テーマ : 和風、和物、日本の伝統
ジャンル : 趣味・実用

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こんぺいとう

あんまり記憶にないです。
でも親は、懐かしいと喜びます。

こんぺいとう。。
小さくて透明感が可愛いですね。
歌も面白そうです。

聞いてみると・・・

★ムッチャンさま
 おはようございます。
お茶の先輩たちに聞いてみたところ、金平糖はコーヒー店でお砂糖の代わりに出してくれるところもあるとか。
三越あたりで確か売っていたはず。
入れ物からどんな色が飛び出してくるのか楽しみです。
ラッキーカラーのものが出てきたらと思うと・・・子供の頃に戻れます。
 友人からメールがありました。
「さよなら三角、また来て四角、四角は豆腐、豆腐は白い・・・」と歌っていたと。
こちらのほうがメジャーなのでしょうか。
コメントありがとうございます。

背筋を伸ばして

やさしい色の金平糖ですね。味もいろいろな種類があるんですね~。

背筋がぴんと伸びたお手前から、お稽古場の緊張感が伝わってくるようです。

お稽古の楽しみ。

★Sangoさま
 毎週のお稽古では、お濃茶には主菓子そして薄茶では干菓子をいただくことができます。
季節毎のお菓子が毎週いただけるのも楽しみなことです。
茶箱では振出しに入るお菓子は小さなものに限られるので、金平糖などがよく出されます。
Sangoさんの茶箱を使ったお稽古では、どんなお菓子がいただけるのでしょうか。
 お茶のお点前では、座る姿勢や座っている位置が大切なことだといわれております。
お点前ではやはり背筋が伸びているときれいな所作になりますね。
コメントいつもありがとうございます。

何味?

金平糖は、子供の頃は宝石の様に思え、頂いた時は色の付いたものは後に残し、白い金平糖から食べはじめました。
最初は口の中で転がしているのですが、そのうち我慢できなくなり、かりかり噛んでしまったものでした。今は色々な味をつける事ができるようになったそうですね。
乾パンの中に何故か一緒に入っている、金平糖、角が出ている金平糖、私の中では不思議な食べ物です。
そしてそれがお茶席に出るのもある意味面白くもあり。。。
みなさん、かりかりと食べられるのでしょうか、それとも口の中で転がしているのでしょうかe-420

「ガリ・ガリ」

★さちりんさま
 昔はほとんど金平糖は白のものがほとんどでした。ピンクなどほんのわずかしか入っていなくて大切に食べた記憶があります。
今では、逆に白い色のものを探すのが大変なくらいです。
あまりいただく機会が無く、珍しいお菓子だったものですから口の中で転がしながら食べました。
お茶のお稽古では、すぐに薄茶がいただけるものですから、そのまま一気に「ガリ・ガリ」砕いていただいております。
静かな空間に「がり・ガリ」と妙に高い音が音がして、顔を見合わせながらいただいております。
昔から変わらない不思議な形!
コメント感謝申し上げます。
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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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