風の森通信 第563号


雪の果
                

      見上げれば別れの予感雪の果(はて)

                          H21.02.21 冨樫 通明

photo_21022101.jpg


   「お茶杓の銘は?」
   「雪の果(はて)と申します」

 W先輩からの問いに応えてみました。
今日の仙台は朝から雪が降ったり止んだり。
お稽古をしていて水屋からお道具を持ってくる途中、廊下のガラス窓から小雪が舞っているのが見えていたのです。
雪の果(はて)とは普段耳にすることはありませんが、俳句では春の季語となっています。春になって最後に降る雪のことで、降ったとしてもすぐに融けてしまう雪。
昭和40年代後半、イルカが歌っていた「なごり雪」という曲が流れていましたがその雪のことなのです。

 今日のお稽古は大炉を使った後炭手前そして続き薄茶。
来週で大炉ともお別れです。



 お稽古の帰り、齋藤先生のお宅の近くで珍しい光景に会いました。

photo_21022102.jpg

2階建民家の軒樋の途中から水が落ちてきて、下にあった木の枝につららができていました。
昨夜は最低気温が氷点下3度まで下がりました。
もうすぐ春だというのに・・・つららのツリー。
雪の果と言ってはみたもののまだまだ寒い仙台なのです。


和の学校仙台分校へどうぞ

テーマ : 和風、和物、日本の伝統
ジャンル : 趣味・実用

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春の季語

「雪の果」は春の季語なんですね。
雪がめずらしい地方にいると、果てしなく降り積もる雪の平原を連想してしまいます。
雪が果てると、春が来る。
日本語はどこまでも美しいですね。

雪国の言葉。

★ハレのははさま
 「雪の果」
この言葉の意味は、雪国でしか感じ取ることができないものなのかもしれません。
冬が長い東北や北海道そして北陸などで雪が降り続いていたことが終りに近づき、春に向かう時節に降る最後の雪のことをいったものです。
暖かな地域で雪が降ったとしても、それは雪の果とは言い難いもの。雪国の長い冬が終わることを見届け、待ちわびていた春を迎える人々の思いがこもった言葉です。
「雪が果てると春がくる・・」
温かささえ感じられる言葉ですね。
いつもコメントをいただき誠にありがとうございます。

めずらしいです

つららなんて何年も見ていないのではないかと思います。

写真を拝見しているだけで、寒さが伝わって来るような気がしますが、何だかちょっと折って食べてみたいような透明感ですね。

雪の果ても良い言葉ですね。
千葉ではさしずめ春一番がこの言葉にあたるでしょうか。。。

つらら!

★さちりんさま
 「つらら」やはり千葉では珍しいものなのでしょうね~!
今日は山形のお茶会に伺ってまいりました。市の中心部にもまだ雪が残っていて、ほとんどの家々にはつららがあり、春はまだ遠いものだと感じたものです。
春一番は春の訪れを告げるもの、雪の果ては春となってからも降る最後の雪のこと。どれも日本が持つ季節毎の美しい言葉でございます。
房総はもうすっかり春なのでしょうね!
コメントいつもありがとうございます。

奇跡のような「つららのツリー」!本当に珍しい光景ですね。
ぶり返した寒さも、春へのカウントダウンのようで楽しくも感じられます^^

不思議な光景

★Sangoさま
 このような光景が目につくようになってきたのも少しずつ暖かくなってきたからでしょうか。
民家の北側にあった「つららツリー」、なんとも不思議な光景でござい
ました。
仙台は今日も寒くて朝方は氷点下2度、夕方からは霙の天気です。あったかくなったり寒くなったりこんなことを何度も繰り返していくうちに春になってくれるのでしょうね。
いつもコメントありがとうございます。
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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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