二つの出会い 今日は私にとって二つの出会いがありました。
一つはライアーとの出会い、もう一つはライアーを教えていただくS先生との出会いです。

間近で聴くライアーの音色は予想以上の音色でした。
直接聴く音は優しく心の中に入ってくる音色です。それに弦からの倍音が効果的に響いてくる楽器だということもはじめて知ることができました。倍音は聴く人にそれが音の深さとなって聴こえてくるようです。CDなどではその倍音がよく分かりませんでしたが、こうして直接お聴きしていると音の広がりを感じ取ることができます。
クリンベーガーのメヌエットなど数曲を聞かせていただくことができました。私のために弾いていただいた曲は、これからの私の目標になる曲のような気がいたします。
実際に先生のソプラノライアーの弦に触れて一番新鮮に感じたことは、ライアーの一つ一つの音が美しい音色であることが分かったことでしょうか。たった一つの音でも心に届けることのできる音であることは大きな魅力です。
ライアーの音は大きな音ではありません。顔の見える範囲の人々にその音色を届けられるという優しさや、明るい音の輝きそして繊細さを感じることのできるものでした。
S先生からは、ライアーの弾きかたやアルトとソプラノの音の違いなどいろいろ聴かせていただくことができました。先生からはこれからのことも考えアルトライアーでとのお話がありましたが、ソプラノライアーで最初は取り組むことになりそうです。
S先生はまったく初心者の私の質問に丁寧に教えていただくことができました。先生には感謝でございます。これからずっと長いお付き合いをさせていただきたいと思っております。
当面はライアーの購入に力を入れていくことにいたします。
ライアーについてこれからどんなブログが出来ていくのか今から楽しみです。
ライアーをスタートさせるにあたり、私は十年後の自分をできるだけ思い描くことにしました。どんな自分になっているのか、絵を描くようにゆっくりそして丁寧に下書きをしていきたいと思っています。
どのように仕上がるでしょうか・・・それはどんなものであれこれまでの生き方や、現在取り組んでいる自分の生き方の結果となるような気がいたします。できるだけ明るい色で、またその先の十年後を想像できるものであってほしいと願っています。その作業は、自分自身の想像力と生命力の確認といったところでしょうか。
出会いは「出」ていくことがスタート、そして人や物そして考え方・感じ方などに「会」って初めて成立するもの。
いくつになっても新しい出会いを楽しんでいきたいものです。
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弦からの倍音ですか!それは生でないとわからないですよね。
>たった一つの音でも心に届けることのできる音であることは大きな魅力
↑なんて素敵な楽器なんでしょう…(*^^*)是非私も機会を作ってライアーの音を生で聞きたくなりました!
★ひっこりさま
管楽器をなされていたひっこりさんですから倍音はよくご存知のことと思います。
倍音でも聞える音とあまりよく分からない音があるかと思います。
でも人間の耳にはちゃんと届いていて、それが心地良い音として感じられるようですね。倍音が鳴るから一つの音でも美しい。技術的には倍音を止める奏法も求められるともお聞きしました。
美しい音色のために生まれてきたこのライアーは、心に届けられる音というコンセプトで作られていますので、大きな音や病んだ音の多い現代だからこそライアーの音の存在は大きなものがあると思います。
夜の静かな時にも練習ができるのもありがたいですね。
コンサート情報は「ライアーコンサート 茨城」で検索しただけで、「つくばライアーの響き」というのが見つかるかと思います。是非、機会がございましたら耳を傾けていただければと思います。
いつもコメントありがとうございます。
10年間暖めた出会いに感一入ですね。
出てゆくこと、自分から求めるということでしょうか。
そして、会うことができる!
いつも前向きで、そういう捉え方に教えられました。
ありがとうございました☆
ライアー、頑張ってください!
★谷川雫さま
久しぶりに「感一入」の言葉を読むことができました。
ありがとうございます。
「出会い」は文字のとおりで、やっぱり出なくっちゃ!動かなくっちゃ!と再認識している次第です。
新たなことをスタートさせるにはやはりこの4月。
頑張ります。
いつもコメント感謝申し上げます。
絃楽器をこよなく愛しているのに、ライアーは知りませんでした。
きっと、気付いていないだけで、どこかで耳にしているのだと思いますが…
嬉しい時も悲しい時も、弦の響きは心の奥まで届いて、安らぎを与えてくれますよね。
是非、生で聴いてみたいです。
★まりぃさま
九響定演などをはじめ、いろいろなコンサートのご報告をいつも楽しく拝見させていただき、誠にありがとうございます。
ライアーは日本においてまだまだ一般的には知られておりません。
コンサート会場で他の楽器と一緒に演奏するまでにはなっていないと思われます。まりぃさんが見たとすれば、スタジオジブリ作品「千と千尋の神隠し」の中で木村弓が歌った「いつも何度でも」でライアーが登場した程度でしょうか。
ライアーは膝の上にのせ両腕で抱えこみながら弾きますので、腕の中から音色が共鳴して出てくる感じがいたします。自分の体が楽器の一分にでもなったのではと思ってしまうほどです。
機会がございましたら是非お聴きいただきたいと思います。
コメント誠にありがとうございました。
ご無沙汰しています。いよいよライアーが始まったのですね。きっとその時々の心模様までもが音色に現れくるのでしょうね。10年経ったら、どんな音色が聴けるのか楽しみですね。趣味って良い物ですよね。心の糧として長く付き合いたい物ですね。
大変、大変ご無沙汰のコメントです。
ライアー、私は初めて知りました。
いったいどんな音なのでしょう。
お茶もこんなに一生懸命精進なさっている富樫さまのことですから、ライアーもゆっくりと、でも確実に、すてきな音色をかなでるとでしょうね。
がんばってください。
楽器と一体になれるなんて素敵ですね。
お点前もそうですが、自分の心に深く入っていけるのは素晴らしい事だと思います。
仙台の空にいつか冨樫さんのライアーの音色が響く日が来る事を楽しみにしています。
★popyuさま
ライアーが始まったといっても、現在ライアーの種類を決めているところです。
それから注文となりますので、ライアーに来てもらえるのは今月末か来月初旬といったところでしょうか。
「ヨエックスソロ・ソプラノライアー」にしようかと思っております。
N氏から明るい音色で豊かな響きだと聞いております。
今から始めるのですから、行き着く先は程が知れていますが、毎日必ず30分でも練習していきたいと思っております。
続けることこれが私の最初の目標です。
コメントありがとうございます。
★うらりんさま
こんばんは。
コメントいただき感謝申し上げます。
久しぶりに私はライアーの音色にこだわってみたくなりました。
「心を揺する音」といえば大袈裟かもしれませんが・・・こんな音が欲しかったと。
新しいものにチャレンジするのも久しいこと。
がんばりたいと思います。
★さちりんさま
ライアーは私にとって憧れの音。
日常の中ではほとんど聴くことはなく、まして弾くこともなかった音色です。
憧れはやはり自分にないもの、手に入らなかったものを得ようとする自分の意思です。
そんな音色がライアーから紡ぎ出されます。
近くでコンサートなどがございましたら、是非その音色をお聴きいただきたいと思います。
いつもコメント誠にありがとうございます。