風の森通信 第602号


笹舟茶会
 

■平成21年7月5日(日)午前10時30分~
■福島県いわき市生涯学習プラザ5階茶室

 久方ぶりに福島県いわき市で開催されたお茶会に参加してきました。
高僧ビルの中にあるお茶室ですが、露地もありビルの5階にあるお茶室とはおもわれぬほど整理されておりました。


■薄茶席

 席主      裏千家   長谷川 宗敏 氏  佐藤 宗芳 氏

 待合床   成田蒼虬筆  

         藪守わそらまでほしの逢う夜かな

成田蒼虬は天保の三俳人の一人。
ちょうど今頃、澄み渡った夜空を横ざまに無数の星が集まり川のように見えています。
そこには古代から七夕伝説として、織女と牽牛が年に一度七月七日の夜にだけ会うことを許されますが、この日は雨が降るといわれ天の川の水が増して渡ることができません。
そこでカササギたちが羽を並べて二人の橋渡しをするという清らかな浪漫を湛えた物語です。
森に住む番人は、ことのほかその銀河を見ながら七夕伝説を楽しむことができたのでしょう。
彼の句集には次の句も見つけることができます。

         ふるさとの夜は早長し銀河   蒼虬 


 本席床    淡々斎筆  水涼星浸光
  
  花       夏椿、縞葦、撫子
  花入      唐物写手付籠花入
  香合      笹ノ葉竹香合

  水指     斑唐津
  薄器     糸巻蒔絵
  茶杓     高桐院 松長剛山作  銘 彩光
  茶碗     萩
    建水   曲
  茶      悠和の白         小山園詰
  菓子     天の川          泉屋製

この季節、七夕伝説や涼しさを探し出すことのできるお道具がたくさん並びました。先生方のおもてなしで楽しくそしておいしいお茶をいただくことができたのです。

                
和の学校仙台分校へどうぞ

テーマ : 和風、和物、日本の伝統
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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