風の森通信 第608号


七夕茶会

■日時 : 平成21年8月8日(土)10時30分~
■場所 : 仙台市青葉区ガス局ショールーム
■主催 : 茶道裏千家淡交会宮城支部
       青年部連絡会
       学校茶道連絡協議会

 今年の仙台七夕は雨の多く、一番町はご覧のように七夕飾りが取り外されたり、ビニールの袋にすっぽり入れられ雨が止むのを待ちます。

photo_21080701.jpg

仙台七夕祭りに訪れた観光客の方々や市民の方々に、「茶の湯の良さ、仙台の良さ、七夕祭りの良さ」をお伝えしようと、仙台七夕祭り開催期間に併せて8月6日から8日までの3日間、仙台市ガス局ショールームにおいて七夕茶会が開催さました。
主催は茶道裏千家淡交会宮城支部、共催として青年部連絡会、学校茶道連絡協議会で毎年開催されているものです。
今日が最終日、開始時間の10時30分から多くの観光客や市民の皆様方でにぎわいました。


床  淡交会宮城支部長藤井黎(前仙台市長)筆
    伊達政宗公和歌 色紙
 
      あひみんと 待ちこしけふの 夕たちに
                 天の川せや せきとなるらし

photo_21080801.jpg

  花     白槿、水引
  花入    糸巻
  香合    団扇  葦 

photo_21080802.jpg

  釜     車軸釜     
  棚     御園  
  水指    ワインクーラー   フィレンツェ製
  薄器    七夕蒔絵 
  茶杓    銘 笹舟
  茶碗    金銀彩竹絵    
    替    星座茶碗     
    蓋置   金彩緑切子    
    建水   五行        
  茶     芭蕉の白       芭蕉園詰
  菓子    星の煌き        白松が最中製

一席目は青年部男性の方々によるお点前、凛とした雰囲気の中でお点前が進みます。

photo_21080809.jpg

一席で約50人ほどのお客様。
お運びは浴衣を着た青年部や在仙の各大学茶道部、幼稚園、小学校、中学校、高等学校の各茶道部の皆様方です。

photo_21080805.jpg

お道具の中で一際目についたのがワインクーラーの水指。
青い輝きは天川に見えそれは素敵なブルーでした。

photo_21080803.jpg

お菓子は鹿の子の周囲に黒糖味の寒天を巡らせ、中に金箔が入れられ星のきらめきが見えてきます。
今年の七夕茶会は色が印象的でした。特に花入として使われた糸巻の鮮やかな色、水指の色そして浴衣の色。
七夕茶会で楽しいひとときとおいしいお茶をいただくことができたのです。

 一階では今年も体験コーナーが設けられました。
どの席もお客様が椅子に座られ、茶筅を振って薄茶のお点前に挑戦です。 

photo_21080804.jpg

子供たちにとって今年の夏の楽しい思い出となったことでしょう。
写真掲載にあたりまてはお母様にご了解をいただきました、この場をお借りし御礼申し上げます。 
入場料は無料そして体験コーナーも無料でありがたいことでした。
来年の七夕茶会も楽しみでございます。


和の学校仙台分校へどうぞ

テーマ : 和風、和物、日本の伝統
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

非公開コメント

雨ですね

あいにくのお天気。こちら水戸の「黄門まつり」も雨でちょっぴり残念でした。

来年こそは仙台七夕まつりに…と今から計画練っておきます。

水戸でもお祭りにあわせてこんな企画があればいいのですが…。お子さんも含め、家族で無料で参加の機会。何よりの経験となることでしょうね(^^)!

ブルーのワインクーラーが和のお席にこんなに合う物とは思ってもいませんでした。

でも、和があってこその洋なのでしょうね。まさに日本の心、和の心意気のような気が致します。

気軽にお抹茶を楽しめる事が出来て素晴らしい催しですね。

七夕茶会

四季折々に、その楽しみ方を見つける。
まさに日本の文化そのものが凝縮されていて、
いまや茶道の世界は私の「あこがれ」です。

今回の七夕茶会は、私のような素人にも分かりやすく、
花入が織姫にちなんで「糸巻」
そしてお菓子が「星の煌き」
おしゃれですね!
白松が最中の懐かしい味を思い出しました。

梅雨明けしないままの残念なお天気でしたが、
お疲れ様でした。

七夕茶会

季節感あふれる素敵なお茶会ですね。
若い方々が御点前なさっている姿は、
本当に素晴らしいですね。
やはり日本の誇る文化は永遠に継承させて欲しいですものね。
体験コーナーも暖かい雰囲気が漂っていて和みました。

驚き!

毎日暑いですね。
中国茶でも、建水の用途でないものをそのかわりに使ったりすることがありますが、茶道の世界でも、フィレンツェのワインクーラーを使うなど、まったく驚きました。
日々、新しく進化する日本茶道。すてきですね。

体験コーナーの今後!

★ひっこりさま
 こんばんは。
3日間の仙台七夕祭り期間中、約2400名の多くのお客様が七夕茶会会場に足を運ばれたと聞いております。それも家族連れが多かったようで、体験コーナーも非常に混みあったようです。
七夕祭りという季節のイベントを通して、お茶を知っていただけることが何よりうれしいこと。
お点前やお運びをするのは、仙台の大学茶道部、幼稚園、小学校、中学校、高等学校の各茶道部の皆様が参加されておりました。その生徒たちはきっと以前開催された七夕茶会を経験されていた方々だと思っています。今年の七夕茶会に来てくれた子供たちも、将来いつか七夕茶会でお点前やお運びに参加してくれるでしょうね。
こうして仙台では七夕祭りを通して、裏千家茶道が着実に種を撒きそして育てていることに誇らしさを感じているところです。機会がございましたら仙台の七夕祭りに来ていただき、是非七夕茶会にも足をお運びいただければと思っております。
「黄門まつり」でお茶会があれば水戸市にも是非伺ってみたいものです。楽しみにしております。

見立て!

★さちりんさま
 ブログの中の会記の中で、はたして「ワインクーラー」と書いてようものかどうか迷いましたが、席主の方がお話されておりましたのでそのように書き込んでみました。
このような茶会では会記が手渡されることはほとんどありません、お茶席の壁のどこかにでも貼り出していただければ、もう少し詳細に間違いのないところを全国の皆様方にお伝えできると思うのですが・・・残念です。
それにしてもあの水指のブルーが今も目に焼付いております。
ワインクーラーで使われていたとはお話を聞くまでまったく分りませんでした。ましてやイタリアのフィレンツェで造られたものと聞いてなおのこと驚かされました。
お茶のお道具は「見立て」ということをいつもお稽古で教えていただいております。以前輪王寺の月釜で、蛸壺が水指に遣われていたのにはびっくりさせられことがあります。
見立てのおもしろさでしょうか。
いろんなお道具が出てくるのもお茶の楽しみの一つです。
仙台七夕においでの際は、七夕茶会にも足を運んでいただきたいと思います。
いつもコメント感謝申し上げます。

親しめる茶会。

★谷川雫さま
 お茶は四季のある日本だからこその楽しみ方でしょうか。 
土に近いところに居て、その時々の季節や自然を感じながらおいしいお茶をいただく。
茶道の美意識を表す言葉として「わび」「さび」があります。
この言葉にはマイナスのイメージが付きまといますが、実際に今回の七夕茶会や他の月釜などにしても、明るくそしておしゃれでスッキリした清涼感があり、粋でありながらモダンでライトバースなものです。そこにはいつもテーマが有り、目の前でお茶を点て、運んでもらい、お菓子も季節にあった地元のものが出されます。高価でセンスのよいお道具がさりげなく使わていて、お茶人たちの着物の色や形も楽しめるものです。そうよくいわれる五感で楽しむもの、考えてみればこんな文化の在り方は他にはないのではないでしょうか。別の言い方をすれば日本人の精神的な贅沢がぎゅっと凝縮された世界と云えるのかもしれません。そして心の栄養素もいっぱい詰ったもので、いつも「感謝」の言葉で総てが包まれるものです。
あまり難しいことを考えずに、お茶を通して七夕のことを思いめぐらすことの楽しさ、そこに隠されたものを見つける楽しさもあります。それはまるで半紙の上に書かれた文字の中にある思いや、表現による意志の発露を見つける楽しみにも似ているものなのかもしれません。
機会がございましたら、お近くのお茶会に足をお運びいただければと思います。新しい出会いが必ず待っているはずです。
いつもコメント感謝申し上げます。

これからを担う若者たち。

★はるさま
 おはようございます。
二十代の若者たちの自然に流れるようなお点前を拝見していると、凛としていて爽やかなものです。これからどんなお茶人になっていくのか本当に楽しみでございます。
こうして写真を見てみますと、茶席の設えは本当に数少なく簡素で余分なものがまったくない空間であることに改めて気付かされます。出来上がっている空間で、これまでお稽古してきたことを皆様の前でご披露するわけですから、彼らにとって緊張する時間であってもこれからの時間の中でもほんの一瞬のものに違いありません。それが自信につながりまた一つの段階をのぼって行くことになるのでしょう。先輩たちが通ってきた道をまた同じようにして。
裏千家茶道がこうして確実に次の世代に引き継がれていくのを目にするのはやはり嬉しいことです。小さな子供たちが茶筅を振る姿を見ていても同じように感じるものです。
季節を感じる心、感謝する心、思いやる心・・・私もこのお席でそれらの心を少しでも感じることができたならそれは思いとなってずっと残っていきます。
これからもできるだけ多くのお席に入りたいものです。
いつもコメントありがとうございます。

今だからこそ

★うらりんさま
 おはようございます。
暦はすっかり秋だというのに、仙台はまだ梅雨空が続いております。
昨日の最高気温が25℃、最低気温も20℃ともう秋のような気温で推移しています。
お変わりございませんでしたか?
 古そうに見える茶道ですが、今の時代にあったというより求められているセンスがお道具の中に備わっていることはやはり嬉しいものです。
それは国際化ということが大きく左右していると思います。
考えてみればお茶は中国から伝わり、中国の日常生活の中で使われていたものを多く取り入れているのですから、フィレンツェのワインクーラーが並ぶのもごく自然な流れかもしれません。
見立ての楽しさ、用の楽しさ。
ワインクーラーを水指にする感性。それを拝見する私たちの感性。お互いに何も言わずとも分かり合えることが嬉しくそしてその感性を大事にしていたきたものです。
ただ一碗のお茶ではありますが、今を大事にし心の交流がお席の中で出来るのもまたお茶。
コメント感謝申し上げます。
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

リンク
ブログ検索
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
QRコード
QR
いくつになったの?

天気予報

-天気予報コム- -FC2-
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ