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風の森通信 第614号


道東の旅
 

 9月5日から8日間の休暇をいただき道東の旅に行ってきました。
前半は曇空そして後半は晴れの天気。太平洋フェリーでの往復そして自動車での移動です。自動車での走行距離約1,500キロを無事完走することができました。
カメラに収めた写真を公開させていただきます。

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音更(おとふけ)町の十勝牧場で羊の放牧。
イメージしていた白い色の羊ではなく顔の黒いサフォーク。

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摩周湖はやはり霧がかかっていて神秘的な湖。
布施明が歌った「霧の摩周湖」を口ずさんでいました。

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中標津(なかしべつ)の開陽台からの眺め。
牧草地の真ん中に立っている展望台のため360度眺めることができます。地球が丸いことを実感できると聞いていたのですがあいにくの曇り空。次回訪問の時は、椅子に寝そべって満天の星空を見たいものです。

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開陽台を下りるとそこは「ミルクロード」
ごらんのように道路がアップダウンを何度も繰り返しながら、空に向かって延びていきます。

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「ミルクロード」を右折するとそこはまた牧場。
口をむっしゃむっしゃ動かしながら
「何かご用~?!」

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翌日は快晴で知床半島を目指しました。
羅臼岳に登れば目の前に国後島がはっきりと見え、北方領土返還を願わずにはいられません。
それにしても空の青さ、山の緑そして真っ白な雲が印象的。

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白糠(しらぬか)町の「恋問(こいとい)」海岸。
「恋問」とはしゃれた名前の海岸です。

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花畑牧場で見かけた小馬。
ここではホットキャラメルアイスクリームをいただいてきました。
キャラメルは好きですが、アイスクリームと一緒では私には少々甘過ぎ。

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襟裳岬に向かう途中の海岸の光景。
太平洋の波しぶきを受けながら車を走らせました。
漁師たちが流れ着く昆布を拾う光景が続きます。

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襟裳岬灯台から海岸線を臨む。
海の色の濃さが違います。

 今回の旅で印象的だったのは雄大な大地、自然の色彩の濃さそしておいしい食べ物だったでしょうか。道東は特に酪農が盛んな地域で、ほとんどの町が人の数より乳牛の数が数倍というところばかりです。おかげで絞りたてで沸かしたばかりの牛乳や、味の濃いソフトクリームはおいしいものでした。また捕ってきてゆでたばかりの花咲蟹をまるまる一杯いただいただくことができました。遡上してきた鮭やイクラ、うに、トロ秋刀魚の刺身そして日高昆布・・・確実に体重が増えました。
温泉では十勝川温泉や養老牛温泉でゆったり湯に浸かり、心身をリフレッシュすることができたのです。

               
和の学校仙台分校へどうぞ

テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用

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走行距離に感心!

こんばんは!楽しい北海道の旅が伝わってきますね。それにしても走行距離は凄い!頑張りましたねぇ~。何せ北海道は広いので一寸と言っても結構な距離が有りますからね。真っ直ぐで幅の広い道路は如何でしたか?また是非いらしてくださいね!

道路の規格は特別仕様

★popyu さま
 おはようございます。
旭岳、黒岳方面は初冠雪との情報をいただきありがとうございます。
そういえば先週後半、車を走らせていたところラジオから黒岳で雪が舞っていると聞こえてきました。初冠雪ともなれば、これから平地も一気に秋の景色に変わってくるのでしょうね。
8日間の旅では道央や道北はなかなかスケジュールが組めませんでした、次回の楽しみに取っておきたいと思います。
今回の旅の特徴にもう一つありました!
道路がとても整備されていて、高速道路並みの規格といっても過言ではなかったということ。
道幅は広いことはもちろん、直線道路が長く続きそれも片側二車線であったり各種標識がよく整備されていたこと。それに交通量が平日ということもあったのでしょうがまったくといっていいほど少ない。ちなみに花畑牧場から広尾に向かう約40キロ近くの道路は、私の車の前後に他の車両がまったくなく、国道の片側だけ私専用の国道だったのだと驚いたものです。
道路状況がこのようなものですから、内地の一般走行スピードよりかなり速く走っておりました。
道路の規格は特別仕様でした。
コメントそして各種情報をいただき誠にありがとうございます。

北海道の広い大地の写真や、牛さんの写真など楽しませていただきました。有り難うございました。
写真を拝見しながら、そう言えばずいぶんと歌に歌われているのだと気がつきました。霧の摩周湖。 襟裳岬。 知床旅情。
きっと素晴らしい景色なのでしょうね。

今度北海道に行く時は、訪れてみたいものです。

歌に歌われ

★さちりんさま
 こんばんは。
なるほど・・・霧の摩周湖、襟裳岬、知床旅情・・・
こうしてみると北海道というところは、いろいろな歌に歌われている所が多いですね~
そうそうもう一つありました。
私が白糠町の恋問に行った時、看板に書いてありました!
瀬川瑛子の「恋問川」、そんな歌もあることを初めて知りました。You Tubeで聴いてみたいと思います。
歌のタイトルで回って歩くというのも面白い旅の仕方かもしれません。
景色がよくて風情があれば、きっと詩心が湧いてくるものなのかもしれませんね。
いつもコメントありがとうございます。

北海道…まだ行ったことがありません。いいですね~(^^)!
なんだか空の色も海の色も空気の色も違う感じですね。
近くの海との明らかな違いは海岸線沿いの草。緯度の違いからかこちらの高地の雰囲気ですね。そんなこんなで…行ってみたいのはもっと遠い「礼文島」。高山植物がお散歩程度のハイキングで楽しめるようです。
でも何よりも…花畑牧場。行ってみたい「食べて」みたい場所!!くいしんぼですから。
景色もさることながら「北の味」も堪能されてきたことでしょう。うらやましい!!

確かに!

★ひっこりさま
 確かに知床の羅臼付近の植物は高い樹木がほとんどありませんでした。襟裳岬付近や野付半島も同様に低木だけだったように思います。特に野付半島の「ならわら」付近は、海水が入ったせいでしょうかたくさんのならの木が立ち枯れている光景が印象的でした。
こうしてみると大木といわれるものは道東の海岸線にはないのかもしれません。
でもたった二・三枚の写真だけでいろいろと分るものなんですね~ひっこりさんの写真を見るポイントが凄いですね~^^
「礼文島」は私にとって未知の世界、次回の楽しみにとっておくことにいたします。
花畑牧場は帯広から約30キロくらいあったと思います。平日のそれも午前8時30分頃に行ったこともあって、まだ観光客も少なく、生キャラメルを並ぶことなく容易に購入することができました。お目当ての生キャラメルは食べてしまうとあっというまに口の中でとけて無くなってしまいます ^^
機会がございましたら是非!
いつもコメントありがとうございます。

すごいですね~!

1500kmとは!
東京から下関まで走っても1000kmですよ~!尊敬!
でも、気持ち良いでしょうね、北海道はの道は。
私もいつか走ってみたいです!

隣町までの距離!

★ネリさま
 一年は早いもの、昨年の研究会が思い出されます。
お元気でなによりです。
道東で「隣町まで行ってくる」といっても、その隣町が三~四十キロメートル離れているので、内地での隣町の感覚とはまったく違います。私だったら車がないと生活できないところかもしれませんね。
車で景色を見ていても土地が広く牧草地が延々と続いているので、そんなに走った気がしないのは不思議な感覚です。
機会がございましたら、車でのんびりと温泉めぐりをしながら道東を巡ってみては如何でしょうか。心身ともにリフレッシュすること間違いなしです。
道東はそろそろ赤紅葉、黄紅葉の季節に突入でしょうね。
コメントありがとうございます。

北海道はいいですねぇ。
何処を見ても雄大な景色で素晴らしい!の一言ですねぇ。
こういう景色の中に居ると、時の流れを忘れてしまいますね。
車でいらしたのですね。
では、なおのこと自由に色々な場所に行けて本当に素晴らしい休暇でしたね。

広さに驚く!

★はるさま
 広大な景色を見ていると、人がいるのかどうかまったく分かりません。
非日常の空間へ一気に迷い込んだような錯覚です。牧草地の中で大声で叫んでも返事が返ってくるのがまずないでしょうね・・・乳牛の後についていけばいつか人家に行き着くのではと思ってしまいます。北海道にいると普段の考え方や行動の基準が変わってくるでしょうね!
ずっと車を走らせていると同じ景色の繰り返しなので、しばらくするうちに目が自然に慣れてくるものです。でも隣町までと言ってもその距離が30キロとかそんな単位に驚かされます。
仙台に戻ると、なんと人の多いことかそして家がぎっちり建っててることか・・・単位や密度の違いに驚かされて帰ってまいりました。
車がないと北海道に住むことは大変なことでしようね。
開拓者の苦労が偲ばれます。
コメントありがとうございます。
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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大そして、昔からあった美しい東北の四季とそれを彩る催しを発信していきます。ドイツで生まれたVEEH HARFE(ヴィーハープ)演奏にも取り組み、癒しの音色をお届けしていきます。

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