風の森通信 第616号


「萩まつり」
 

      トンネルもくぐり抜ければ萩の滝

                         H21.09.20 冨樫 通明

 この季節になると仙台では「萩まつり」が開催れさます。
今年も仙台市野草園で九月十九日から十月三日まで開かれることになっていて、期間中は多くの市民が訪れにぎわいます。
門をくぐれば最初に出会うのが萩茶の無料接待、いただいてみると甘い余韻が口の中に広がります。
芝生広場に向かっていく途中に萩のトンネルが待っています。

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棚には短冊が掛けられ萩の句が風に揺れています。
ひとつひとつ短冊を手にとって情景を思い浮かべるのです。
トンネルをくぐり抜ければ、滝のように流れる萩の花が迎えてくれました。

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宮城野萩、錦萩、白萩そして山萩が芝生広場を取り囲むように咲いているのです。
萩のなかで最も美しいといわれるのが宮城野萩。
宮城野萩は宮城県の花そして仙台市の花でもあります。
仙台市を構成する五区のうちのひとつに「宮城野区」があります。
「宮城野区」は旧仙台市の北東部に位置し、区名は古来よりの歌枕「宮城野」に由来しているものです。
折りしも芝生広場では「萩まつり茶会」が開催されていました。

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席主は裏千家淡交会宮城支部の岡崎宗豊先生。
萩にまつわるお道具が並び、多くの市民の皆様方でにぎわいました。

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主菓子の銘を聞いてくるのを忘れてしまいましたが、私だったら「こぼれ萩」と銘をつけさせてもらったでしょうか。
近くでは琴や尺八の演奏もあり、萩の花を見ながら優雅なひとときを過ごすことができたのです。

 今度は十月三日の夕方五時三十分~七時まで、同じこの場所で「月見の茶会」が開催されます。
このお席も同じく岡崎宗豊先生が席主を務められます。
続いて十月三日~四日は清香院様の仙台市名誉市民四十周年記念の「仙庵茶会」が、四日は松島園遊茶会、翌五日は塩竈神社献茶式と続きます。

               
和の学校仙台分校へどうぞ

テーマ : 和風、和物、日本の伝統
ジャンル : 趣味・実用

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見事な萩ですねぇ~

こんばんは!萩のトンネル、そして生い茂っている様子。凄いですねぇ~!こんな場所で頂く一服はさぞ美味しい事でしょうね。秋を感じながらのひととき、良いですね!岡崎先生のお席だったのですねぇ~。懐かしいです。お茶の行事も続くようですね。いっぱい秋を感じられますね。

「萩のお花見」

★ popyu さま
 おはようございます。
仙台は最低気温が13度まで下がるようになりいよいよ秋本番です。
お茶は五感でいただくものとよくいわれますが、戸外で寒くなってきたことを直接肌で感じながらいただくお茶も、季節を味わう醍醐味の一つなのかもしれません。
仙台市野草園は「萩のお花見」の名所。
他にも萩はこの季節身近な所でも見ることができます。
そう公園や河原の土手そして里山などで。
茎は一年毎に枯れますが、こうして秋になるといつもきれいな花を咲かせてくれます。こぼれ落ちるように咲くこと、そしてその花がこぼれて地面に散る光景「こぼれ萩」
先日、お茶杓の銘を「色取り月」と応えさせてもらいました。
夏から秋にかけて、空や雲や木そして風の色さえ変化していくようで素敵な呼び名でございます。
そんな変化をこの野草園で感じられるのも嬉しいことです。
 岡崎先生はお忙しい中でも、市民の皆様方に季節を楽しめるようお席を設けていただけるのは本当に有り難いことです。10月3日の夕方、今度は「月見の茶会」も岡崎先生が席主を務められます。
どんな月に出会えるのか今から楽しみでございます。
こうして岡崎先生を北海道の方がご存知とは先生もさぞびっくりされるでしょうね。
いつもコメントありがとうございます。

素敵なお茶会

見ごたえある萩ですね。

季節を取り入れ、見た目にも、言葉でもそれを楽しむお茶席は、本当に素敵です。
「こぼれ萩」に添えてある枯葉一葉も、何でも無いようで、とても重要な一役ですね。

今年は、多忙で姉と一緒のお茶事をする事が出来ません。
来月3日に岡山の後楽園である「観月茶会」を楽しんで来ようと思います。

音もなくこぼれる萩の花

★YAN さま
 野点の醍醐味!
澄み切った青空の下、優しい風に吹かれ萩の花を愛でながらお茶をいただく。この季節、こんな優雅な季節の楽しみ方は他にはないでしょうね。
枯葉一枚もまた秋の風情。
帰る道すがら手で萩の花に触れてみると音もなくこぼれ落ちていきます。
流れていく時間の中のひととき、茶箱を持ってお茶をご一緒してみたいものです。

 お姉さまとのお茶事でしょうか。
叶えられるといいですね。
岡山後楽園の「観月茶会」もさぞ楽しいひとときでしょう。
日記を楽しみにしております。
コメント感謝申し上げます。

見事な萩の花のトンネルですね。色々な場所ではぎを見る事がありますが、こんなトンネルはありません。自然に風に漂いながら花びらを散らしております。

自然の中でのお茶会もいいものですね。
まわり全部が御茶の香りとお点前を感じる事ができるのですから。

秋満喫

仙台から帰って、こちらでも萩を意識するようになりました。
家のそばでもけっこう咲いているんですよ!
散歩の楽しみになっています。
風に揺れる姿を見ると野草園を思い出し、そしてお茶を思い出し...

萩のお花が咲くと、しみじみと季節を感じますね。
萩は私も大好きで、先日「江戸絞り」という苗を植えてみました。まだ小さな小さな苗ですが成長するが楽しみです。

季節には季節の花

★さちりんさま
 秋には秋の花。
ごくあたりまえのことなのですが、その花がどんな花であったのか以外と名前が直ぐには出てこないことがあります。
食べ物でもそうなのですが、自然の物の季節感がなくなってきているように思います。
公園を歩いてみましょう。
川原の土手を下りてみましょう。
田圃のまわりもぐるっとまわってみましょう。
そうそうゆっくり道草して歩きましょう。
秋がいっばいありました。
いつもコメント感謝申し上げます。

遠く離れても

★ネリさま
 こんばんは。
一年もいなかったはずなのに、ずっと前から仙台におられたような気がしてなりません。萩が咲いていたのを見つけて仙台を思い出してもらえるのですから・・・
私にとって萩と金木犀の季節は、研究会のためのお稽古が続いていたのを思い出します。
YさんとKさんとそして先生と。
きっと一生忘れることのできない出来事だったと思っています。
ネリさんには感謝申し上げます。

★はるさま
 萩は草冠に秋。
日本中どこにでも咲いている秋を代表する花。
江戸絞りといえば白地に紅絞りの花模様。こちらではなかなか目にすることができません、ましてや茶花としても。
ブログへのアップ楽しみにしております。
今日のお茶のお稽古で扱った棗は秋草蒔絵。
来週の土曜日は中秋の名月。野草園での「観月茶会」が楽しみです。
いつもコメント誠にありがとうございます。
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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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