風の森通信 第628号


落葉
 

  すっきりとしたい時とはこんなだろう裸木の下で我一人立つ

                            H21.11.8 冨樫 通明

 研究会でしばらく正座をしていたせいか、帰る途中でも足の痺れがまだとれない。それに最後の科目の貴人清次濃茶付花月の途中で、分らぬことがあってずっとそれを引きずりながら歩いていた。
歩きながらずっと昔こんな感じがあったことをふと思い出した。
微分積分を初めて教えてもらって理解できずにいた頃。
でもようやく微分は点のようなもの、そして積分は点と点との間の区間のようなものだと感じた時のことを。
落葉は砕け散った数字に見えてくる。

落ち葉の中を、銀杏色したトレーナーの男の子が走り抜けてゆく。
日曜の午後、勝山公園の中央にある大きな欅の木の下で空を見上げてみた。

あぁ、もうすぐ冬が来るのだ。


和の学校仙台分校へどうぞ

テーマ : 和風、和物、日本の伝統
ジャンル : 趣味・実用

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巨木空を見上げて何思う。。。紅葉も裸木も冬への準備ですね。

研究会で何を思われたのかとても気になりますが多分聞いてもわからないでしょうね。

錦秋の陸奥

ご無沙汰しております。
美しい紅葉のお写真に、すっかり美しく装った、みちのくの晩秋を思っております。

こちらはまだ真っ赤な紅葉には今一歩というところ。
奈良公園のナンキンハゼは美しく色づいていておりますが、
京都の街中はまだもう少しというところです。

美しい旅行シーズンはお茶会シーズンと重なって、
なかなか遠出が難しい今日この頃。
いつかそちらの秋を思う存分楽しみたいものです。

落ち葉をシャクシャクと踏みながら物思いにふけっていたのですね。まさに私の好きな秋の風景。
なんだか一緒に落ち葉を踏んでる気分です(^^)

準備!

★さちりんさま
 木にとって落葉は年間を通してみれば一つの流れ。一旦葉を落としはしますが、でも枝の先には小さいですがちゃんと新しい芽が出ています。
冬を迎えながらも木の幹や根や枝の中ではまた新たな活動をしているわけで、これがないと来年の春の新緑は見られなくなってしまうわけです。枯れて何もしていないようでちゃんと次の年のことも考えていることになります。
さて私はどうでしょう?
来年のために何をしているというのでしょうか?
こんなことを考えていると何も進みませんね~ということで茶道もあまり考えないで、繰り返しのお稽古がんばりたいと思います。
コメントありがとうございます。

かそけきもの

★ハレのははさま
 こんばんは、コメントをいただき嬉しゅうございます。
仙台市内では、青葉通りや定禅寺通りの欅の葉も今日の雨で葉がだいぶ落ちてしまったようです。
冬になる前のこの季節。
色がみな落ちてきてかそけきものが多くなる季節です。
風もまたそうでしょうか。
芭蕉の那谷寺で詠んだ句が思い出されます。
そんな風に吹かれながら京都や奈良の秋・・・私も一度は訪れてみたいものです。

シャクシャク!

★ひっこりさま
 「シャクシャク」・・・なるほど、落ち葉を踏んでいる感じがしていい音ですね~!写真を撮っている間も、欅の木の枝から葉がたくさん落ちてきました。
秋の光景が好きなひっこりさんのために、見ていただきたい写真をもう一枚追加させていただきます。落ち葉の上に自転車のある光景の写真を!(小さな写真で申し訳ございません)
コメントをいただき感謝申し上げます。

ご無沙汰しております~

照り葉を捜して街をうろうろしていましたが~そちらは東北の秋ですね~こちらにはなかなかいいものがありません。
明日は炉開きのお茶事のお稽古です。

微分積分って意味もわからず計算していた女子高生でしたのが私。昨日~この歳になってやっと~点と空間の事だと長男から教えてもらい感動したばかりでした。

富樫さんとお話したような気持ちになりましたよ。

晩秋

★あやめさま
 おはようございます。
仙台は快晴ですが、屋根は真っ白となり霜が降りました。
最低気温も2℃となりあたりはすっかり冬の風情です。
街なかでは紅葉もそろそろ終りとなり、もうすぐ初雪の声が聞こえてくる季節です。自動車もスタッドレスタイヤに履き替えたのでいつ雪が降ってももう大丈夫。
 炉開きに向けての準備とのこと、当日はどんなお花が荘られるのでしょうか、ご報告の日記を楽しみにしております。
今日は東北大学茶道部が輪王寺で釜を掛けられますので伺ってきたいと思っています。寒くなってきたお席ではどんなおもてなしがまっているのかこちらも楽しみでございます。

「微分・積分」
細かく分けたりつなぎあわせていくという考え方は、日々の生活の中では直接的に関係することはほとんどないのかもしれません。
でも考えてみればいま操作しているパソコンが作られる時や、私が仕事として携わっているITの技術、先程ラジオで聞いた天気予報、輪王寺まで行く時に使う自動車、そしてナビの地図、通勤で使っている地下鉄・・・身の回りにあるものから先端技術まであらゆるものが微分や積分が応用され作られているものです。私たちが目にするもの総てが、微分積分の上に成り立っているといっても過言ではないかもしれません。落ち葉がどんな曲線で地面に落ちるのか、そんなことを考えただけでも木の葉が数字にも見えてくるわけです。
この年ではいまさら微分・積分に挑戦する気にはなれませんが、昔その考え方や基礎を学んだことが現代の日本文明を支えているのかと思うと実におもしろいものです。
さてパソコンの電源を切るということについて微分・積分がどのように関わってくるのでしょうか。
コメント感謝申し上げます。
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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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