風の森通信 第655号


梅香合



 毎年この季節に必ず出会う香合があります。

   染付梅香合   清水焼 高野昭阿弥 造

直径3cmと非常に小ぶりではありますが、とても気品のある香合です。全体が梅の形をしていて手にのせみると、雪の中で咲いていた梅の花を持っているそんなかわいい姿なのです。
中国の明の時代に焼かれたものを、寸法そして絵付けとも忠実に再現したものだと齋藤先生にお聞きしました。
呉須(ごす)の色合いや発色などの特徴はあまりありませんが、淡墨も含まれているせいでしょうか、侘びた風情がとても印象に残るものです。
伊達家当主伊達泰宗氏にまつわるお香合とお聞きしました。

私も是非手に入れてみたい香合です。

 今日のお稽古は釣釜を使った初炭手前、台天目点そして平点前。
釣り釜の炭手前は鎖の扱いや釜の外し方などに特徴があり、なかなか機会がないので勉強になるものです。

しばらく釣釜を使って、揺れる釜そして揺れる湯気をしばらく楽しむことにいたしましょう。


 お稽古が終わってから、藤崎デパートで開催されている「京都展」のお茶席に伺ってまいりました。
今日のお席は裏千家の高瀬宗恭先生が席主。
テーマは「春の海」
大きく膨らんだ西王母の淡い桃色が、春近くなったことを感じさせてくれます。
明日は淡交会宮城支部の総会、道場で先生方とお会いできますこと楽しみでございます。

■和の学校仙台分校 三月「東北の催事」
 http://www18.ocn.ne.jp/~kaze001/touhoku-event/2010_03_event.htm


和の学校仙台分校へどうぞ

テーマ : 和風、和物、日本の伝統
ジャンル : 趣味・実用

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遠い春

丸い形の香合がやさしいですね。やはりものの形はきりっとしているのもいいですが、柔らかい形の方がほっといたします。
今日は寒くてこたつからでられません。こんな日は鉄瓶の湯気と、シュンシュンと沸くお湯の音が恋しいです。

染付梅香合

★さちりんさま
 形が小さいというのはかわいらしいものです。
色や形もはっきりしていないところが、この季節を表わしているようにも思えてきます。染付ということもあり、雪の上に落ちた梅の花を想像したり、その清らかな香りまでをも想像することができます。
三月だけに出会える梅香合。
私の大好きな香合です。
返信遅れてしましたがコメントありがとうございます。
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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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