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風の森通信 第688号


御礼
 

菊花薫る季節御清栄のこととお慶び申し上げ候
先般茶事劈頭の風の森茶会に御臨席を賜り幸甚のことにて候
伊達政宗公の眠る霊屋に近い鹿落坂東洋館での一會の儀
待合床や本席での御軸は過去現在の私の心情にて御座候
何の趣向もなく御満足頂けたか甚だ心許無く恐縮致し居り候
誠心誠意務めさせて頂きましたこと私には貴重な経験に相成り候
私にとっては茶の湯の心に僅かばかりでも触れられたのではと存じ候
これからも変わらずの御指導御鞭撻を御願い申し上げ候
秋気しきりに動く昨今呉れ呉れも御身大切に願ひ候

             平成二十二年十月九日   冨樫 宗通



 今日のお稽古は中置の設えでした。
初炭手前、包帛紗そして薄茶点前。
去年の十月、こうして目の前に柄杓が有ったことを思い出します。
年月が過ぎ季節の移ろいを感じます。
23日は花月と先生から予告がありました。
どんな花月になるのか今から楽しみです。

 お稽古が終わってから山形県上山温泉「古窯」に、山形市立千歳小学校の同級会参加で行ってきました。
昔の写真を見ながら話が弾みました。
そんな会話の中でW・Yさんが裏千家で修道されていることを初めて知りました。
和の学校の山形での例会や清風荘での月釜や日釜で、一緒に席入できればと思っております。
山形での楽しみがまた一つ増えました。


和の学校仙台分校へどうぞ

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ご丁寧なお礼状ですね。

頂いた方もさぞかし嬉しく思っておられる事とおもいます。

 お茶事が終わってもこの様に余韻を残せるのも幸せですね。

昨日、松屋で岩井先生の個展を拝見してきました。

富樫さんの作って頂いた菓子器も壁に展示されていて、素敵でした。
写真よりも青が深いように感じました。

ほっと一息されていると思いますが、急に寒くなって来たようです。
風邪など引かないようにご自愛ください。


ありがとうございます。

★さちりんさま
 おはようございます。
松屋まで行ってもらったんですね~
ありがとうございます。
丸い菓子器について岩井先生とはお話できましたでしょうか?
お話できたらきっといろいろなお話になったでしょうね!
吸い込まれていくような青色がとても印象的だったと思います。
奉賀帳にお名前書いてきていただきましたか?また機会がありましたらよろしくお願いいたします。
 候文は今は死語となってしまいましたが、明治の頃まで学校教育の中で教えられていたものです。
短歌の先輩でたまに候文でハガキをしただくことがあり、逆に新鮮さを感じるものです。
古いものこそ新しい・・・
私の場合、使い方が間違っているかもしれませんが、でも一度は書いてみたいと思ったのです。
私も毛筆を使って候文で書いた巻紙の書状をいただきたいものです。
いつもコメント感謝申し上げます。

残念でした

入り口で奥から歩いていらっしゃる先生をお見かけしました。でもすぐスタッフルームに入られてしまったのでお話は出来ず、残念でした。
青の器や乳白色の器についてお聞きしたかったのですが、でも今回は器を拝見出来ただけでも満足でした。

それは残念でした!

★さちりんさま
 松屋まで足を運んでいただいたとのこと誠にありがとうございます。
岩井先生とお話できなかったのですね~!他のスタッフの方にでお声を掛けていただければすぐに出てきていただけたかと思います。
誠に残念でした。
毎年10月個展を開催されていますので、来年は是非よろしくお願いいたします。
乳白色の器といえば「結晶釉」の作品だったでしょうか、そして青の器は「天目釉線文」だったでしょうか?来年また足を運んでいただき、直接岩井先生からお話を伺っていただければと思います。
いつもコメント感謝申し上げます。

候文もこうして読んでみると面白いものです。明治の頃まで使っていたと聞きますが、今では死語となっていて私も学生の頃使って書いた記憶がありますがそれ以来ありません。楽しく読むことができました。

★大さま
候文はすべての文末に「候」が添えられているだけなのですが、いざ自分で書いてみると以外に簡単なようで使い方が分からないところも出てくるものです。
せめて巻紙に筆で書く時だけでも、候文を使ってみたいと思うものです。
使い方について伺った時でも教えていただければありがたいです。楽しみにしております。
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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大そして、昔からあった美しい東北の四季とそれを彩る催しを発信していきます。ドイツで生まれたVEEH HARFE(ヴィーハープ)演奏にも取り組み、癒しの音色をお届けしていきます。

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