風の森通信 第784号


平成二十四年 初点式



■平成二十四年一月七日(土)午前十一時~

 仙台の天気は晴れ、雪もなく穏やかな日です。 
齋藤宗紀先生宅の広間席での初点式に席入させていただきました。
今回私が正客を務めさせてもらいました。
待合は祥福の色紙と飾り胴炭で新年の装いです。
三宝に奉書を四方に垂らし、白米を一面に盛った上に胴炭が並べられ、さらに昆布や・伊勢海老・橙・勝栗・数の子などが盛り添えられていおりました。

床 大亀老師筆   無

昨年の大震災を経験した私たちにとって、今年は無から再出発の年。
お茶杓は東大寺二月堂のお水取りで使われた松明によって作られたもので銘は「若草」
切止めから中節までの煤のグラデーションが見事なもので、阿蘇の広大な草原で行なわれる火入れを思い起こすことができました。
若草が萌えいずる春の訪れが待ち遠しいものです。

 下の写真は光と影が織りなすお茶室の光景です。
そこは光と影が自由に行き来する空間。

初炭手前が終わり香合が出されました。
静かな空間に身を置くことのありがたさを感じる一瞬です。

 齋藤先生のお着物は薄緑色、帯は深緑で帛紗は鮮やかな萌黄色。
今年も一年またお稽古に励みます。



和の学校仙台分校へどうぞ

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無、、、から始めるとは良い言葉ですね。
最近は絆が多く使われるようになりましたが、本来の意味はしがらみ、、ともいわれるとか。

お茶室の光と影が素晴らしい独自の世界を醸し出していて何ともいえませんね。

この場所に身を置いたらさぞかし凜とした気持ちにさせられる事でしょう。

復興元年

★さちりんさま
 こんばんは。お正月も終わりそして初釜も無事に終わり、日常が戻ってまいりました。
今年は去年やり始めたことを継続するというのが一つの目標です。
震災を経て何が大切で何を残さなくてはならないのかじっくり考えなくてはならない一年のような気がいたします。
復興再生は時間がかかってもしっかりやっていかなくてはならないことだと私は思います。
引き続きのご支援よろしくお願いいたします。
日常を離れたお茶室は、自分の心を見つめなおす空間でもあります。
いつもコメント感謝申し上げます。
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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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