風の森通信 第800号


 春光日々新


 短冊  春光日々新

  花    大神楽、雪柳
  花入  尺八 

 お茶席での光景です。

 春光日々新

 春の光景は日増しに変化しながら、毎日毎日が心新たな気持ちになるものです。それにしてもこの光景は、春を斬新的な色や形で表現されているようでとても印象に残りました。
背景と椿の大神楽の赤、黒竹垂撥(すいばち)と花入尺八の黒、そして雪柳の白がそれぞれぞれ色の存在を主張しながらも全体的に統一感があって心惹かれるものでした。
そして短冊の白と墨の色もまた限られた空間を分け合いながら景色を成しています。 

 花入尺八と聞けば千利休作の話が思い出されます。
利休死罪の時、秀吉公が怒りのあまりに利休が作った尺八を打ち捨てたのを、今井宗及が密かに拾い集めて後日継ぎ合わせて大切に所蔵されたというものです。
その後この尺八にはどんな花が入れられたのでしょうか。
きっと今日のお席のように、心の色の赤い花ともう一つの心の色の真っ白い花が入れたられたのではと思ってしまいます。

 点てていただいたお茶は黄緑色をしていてとてもクリーミーなもので、お茶のまろやかさや甘さを感じることができました。

お席で春の色も楽しむことができるのもいいものです。
いただいたお菓子は 「和のお菓子工房 豆一」 製の「弥生」
桜の花の形をしていて淡いピンク色。黒文字で切ってみると中には新緑の色をしたズンダ味の餡が入っているものでした。お菓子に季節感や時間の流れも感じられるものでした。
おいしい春を一服いただき候。



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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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