風の森通信 第328号

  
「花を入れる」

 今日は茶道裏千家淡交会宮城支部研修道場で開催された「平成十八年度第四回研究会」に参加してきました。

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私が正会員となって初めての研究会参加となりました。
大広間には四百人以上の会員の方々でうまり、熱気とともに緊張感が走ります。
午前中は盆香合、茶碗荘そして流し点。
昼食をはさみ午後からは貴人清次花月を教えていただきました。
先生は京都からお見えになった高橋宗健業躰先生。
その後高橋先生から「風炉の茶花」の講演もあり、有意義な研究会となりました。

 「花を入れる」は茶道だけがもつ言葉でしょうか。
華道でいう花を立てるということに対し、茶道では草木を花入れに飾りつけるときに使われます。

床の花入れに花を入れるという行為は、亭主がお客に対する心のあらわれ。言い換えれば花を入れるとは、亭主の心を花にも入れる行為なのだと高橋先生に教えていただきました。
花は亭主と客との接点。
花入れに花を入れそして露を打つ。
露を含んだ花の自然の美しさを再現しようと亭主は心をこめる。
露の打たれた清楚な花は、土壁を背景にして野にあるときよりもさらにその美しさを際立たせます。
美しさを求めるだけではなく、茶花のもつ本来の姿をみて今という季節を読むこと。
花を見て自然のうつろいを感得することにほかならないのだと。
いつも花は自然でいきいきした姿で私達を迎えてくれます。
「花を入れるということは心も入れること」
心に残るお話でした。

 研究会に参加して気付いたことは、お点前の流れの全体を客観的に見ることができたことでしょうか。
それは亭主のはたらき、客のはたらきを一連の流れとして一度に把握できること。
亭主が客を思う心理と、客が亭主を思う心理がいたるところで必要なことを先生から教えていただくことができました。
お稽古では得がたいことを、この研究会で習得できたのだと思っています。
来年の研究会が今から楽しみです。

和の学校仙台分校へどうぞ
 

テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用

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うーん 素晴らしいです。 日本の伝統ってすごいですね。 

 華道が求めるものとは少し違うところがあるかもしれませんが、お茶で扱うのは「花は野にある様」とのこと。
自然の尊さや大切さでしょうか。
自然に具わった咲き方を少しでも床に再現しようとするのが茶花だと思っております。
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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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