風の森通信 第821号
夏の懐紙「泡金魚」と干菓子の五彩「こはく」
和の学校仙台分校のW先生から、夏仕様の懐紙「泡金魚」を頂戴しました。
金魚がぷかぷか浮かぶ夏模様。
金魚鉢を上からのぞいているような絵柄です。
近々開催予定の「子供茶道体験塾」で使ってみてはと届けていただきました。
金魚は横からみるものではなく上から見るものときめていた私にとって、夏らしくて以前から欲しいとと思っていた懐紙です。子供たちにこのような懐紙で夏を楽しんでもらうのもいいアイデア。
そしてもう一つ、干菓子として五彩「こはく」もW先生からいただくことができました。
鮮やかな五色に仕上げられた甘さ控えめ和風ゼリーの「氷菓糖」、表面は氷のようなガリガリとした硬さの食感と、中に閉じ込められている柔らかいゼリーのバランスが絶妙です。赤はイチゴ、白はハッカ、緑はメロン、紫はぶどうそして黄はレモンと色ごとに違った風味が楽しめます。この季節には冷蔵庫で冷やすといっそう美味しくいただけそうです。
「子供茶道体験塾」に参加してくれる子供たちには、五彩「こはく」の下に淡い金魚がぷくぷく泡を出しながら、ゆったりと泳いでいる姿を見つけてくれるでしょうか。
この季節にといろいろご準備いただいたW先生には感謝でございます。
体験塾開講にあわせてお茶碗を一つ新しく手にすることができました。
「七夕まつり」 東山 深山 造
特徴的なのは口造りに織姫と彦星が仲良く並んでいて、お茶をいただきながら二人の顔の表情を楽しむことができるのです。
仙台七夕は八月六日(月)~八日(水)までの三日間開催です。
今日のお稽古は行之行台子そして台子薄茶点前でした。
さて来週はどんなお稽古が待っているのか今から楽しみです。
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