残心餘情 幸せは常密やかにあらむもの稽古納めて今年も終えぬ
H24.12.22 冨樫 通明
今日で今年のお稽古はお仕舞です。
後炭手前、盆点そして流し点。
私が齋藤宗紀先生の門を叩いたのは、平成十四年八月ですからちょうど十年が経ちました。
顧みますとこれまで毎週土曜日のお稽古はその時々で精一杯。
覚えの悪い私にとって、毎週知らないことやうまくいかないことばかりの連続で、次までには少しでも精進してまいりますというのが精一杯でした。
十年が経ってもそのことは今も同じです。
でもこうして好きな茶道を、元気にお稽古をできることの幸せを感じております。
誠にありがたいことです。
今日のお床は「残心餘情」

今日はこうすればよかった、今年はあの時あのことをこうすればよかった・・・
私のような未熟者は未熟なりに、その都度次につながるよう自覚していかなくてはならないようです。
でもこのことはいつまで続くのでしょうか。
初釜は一月五日、飯後の茶事そして員茶と齋藤先生よりお話がありました。
今から楽しみでございます。
和の学校仙台分校へどうぞ
夜咄茶事の残心、余情(私のpcでは字が出てこなくて…)が再び心に響いてくるような掛物を納めのお稽古に掛けるなんて…素晴しい先生ですね。
私も二度目のケーキを作りました。マーガリンを入れ忘れたのですが、それでも美味しい味に仕上がりました。これからダイエットのためにも砂糖ももう少し減らして。
このケーキを妹宅に持参するつもりが忘れてしまいましたので、来春三度目のケーキつくりです。
短歌も良いですね。今年一年の成果が歌に込められているようで…
茶道に対する真摯な態度と情熱が伝わって来る文章で、そこに素敵な短歌が加わっていつも楽しみに拝見させていただいております。
今年は後一回拝見できるでしょうか、、、。 10年のお稽古で一番記憶に残った事がありましたら是非教えてくださいませ。
★楽居庵さま
一年間のさまざまな出来事が脳裏に去来するものです。
夜咄茶事もその一つでしょうか。
残心餘情!
齋藤宗紀先生に感謝でございます。
二度目のケーキ作られたとのこと良かったです。
レシピにもマーガリンを入れなくてももちもち感が出てなかなかよろしいとのことでした。
私も次はマーガリン抜きで作ってみたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。
★さちりんさま
いつも茶道での日記が多く、さほど変化のないものばかりで申し訳ありません。
そんなブログにお付き合いいただき感謝申し上げます。
この10年間の思い出で記憶に残っているのは、やはり二年半前におこなった茶名披露茶事です。
そして次の重いでは今回の夜咄茶事。
これからの10年、どんな思い出が待っているのかとても楽しみでございます。
コメント感謝申し上げます。