風の森通信 第882号


 仙台七夕茶会


■日時 平成25年8月7日 午前10時50分~
■場所 仙台市青葉区 仙台市ガスサロン2階
■主催 淡交会宮城支部
      宮城青年部
      宮城学校茶道連絡協議会

 梅雨が明けたばかりの仙台です。
今年も七夕祭りが開催され多くのお客様でにぎわいました。
写真は一番町の藤崎デパート前に飾り付けられたものです。

この七夕飾りは2011年3月の東日本大震災を忘れず、あしたのための復興への思いそして全国・世界中からのあたたかいご支援への感謝の気持ちをこめて、仙台市立189校の小中学校の子供たちが手作りで製作しました。
ひとつひとつに、一人ひとりの願いと感謝、そして明日への希望を込めて製作されたものです。
一番町などの通りには数多くの七夕飾りが並びました。

風が吹きぬけていくと吹流しが顔をかすめてゆきます。
その度に一本一本の竹飾りの表情は多種多彩。歩いているだけで七夕飾りからおもてなしを受けているような気がいたします。


 仙台市青葉区広瀬通りにある仙台市ガスサロンで、今年も裏千家主催によるによる七夕茶会が6日と7日の2日間にわたり開催されました。

■春秋棚席

 床 政宗公の歌 色紙  藤井前支部長筆

    七夕の一夜の契り浅からずとりがねしらす暁の朝

  花    槿、釣舟草
  花入   くす玉

正面には仙台藩に昔から伝えられてきた赤と白の柳生和紙(やなぎうわし)が衣桁(えこう)に掛けられ床に見立てられています。

  棚    春秋棚
  釜    車軸
  水差  唐銅七宝


  薄器  圓能斎好写 亀蔵棗
  茶杓  戸上明道和尚作  銘 思河
  茶碗  黒織部        恵美子造
    替  竹絵
    替  夜空
  蓋置  唐銅 糸巻
  建水  モール
  茶    芭蕉の白        芭蕉園詰
  菓子  夜曲          白松製

青色は彦星でピンクは織姫。
身を寄せ合って何かお話をしているようです。食感は彦星が練り切りそして織姫はういろう。
切っていただくのがかわいそう。
でも口の中で一緒にいただくことにいたしましょう。
 

■和親棚席

  棚    坐忘斎お家元好  和親棚
  銀瓶
  山路盆
  薄器  三光棗
  茶杓  鎌田景州和尚作  銘 銀河
  茶碗  一本松の絵      和子造

東日本大震災の大津波に耐え残った高田松原の「奇跡の一本松」が描かれたお茶碗は、福島県出身で現在岐阜で作陶されている佐藤和子さんの作です。
中には琵琶が描かれ、織姫が奏でる音色がそこから聞こえてきそうです。

  建水  唐津

 天井には銀河を思わせるLEDのランプが散りばめられ、その中には青い色の彦星とピンク色した織姫の明りが一段と明るく輝いていました。

昨日の七夕茶会では蛍光灯の明りを消し、足元には行灯を置き頭上の天の川を見ながらのお席だったとお聞きしました。

今日のお席は市内高校の茶道部の皆様方によるお点前です。
多くのお客様の前で丁寧にお点前が進みます。


■茶道体験コーナー

 前庭では茶道体験コーナーが準備されていました。
短冊に願い事を書いて竹に結んだ後、自分で抹茶を点てて自服してもらおうというコーナーです。
在仙の各大学の茶道部の皆様が、お一人おひとり丁寧に教えていました。

浴衣を着た小学生の女の子がおいしそうにいただいておりました。
きっと夏休みの楽しい思い出になるでしょう。  



 先週土曜日の稽古は、茶箱を使っての卯の花点拝見無しと拝見有りそして和敬点でした。
今月は茶箱のお点前が続きます。


和の学校仙台分校へどうぞ

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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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