風の森通信 第884号


 最上三十三観音巡礼


 夏休みの後半を利用して八月二十一日(水)親しい友人に誘われ、第一回目の最上三十三観音巡りをはじめました。
納札(おさめふだ)を納めながらの巡礼です。
納札とは巡礼の願いを記したもので、一箇所に一体納めてお参りをするものです。

          一番札所  鈴立山 若松寺

 亡き母が以前巡った札所を、私も巡り同じ体験をさせていただくことになりました。見るもの聞くものが初めてのことばかり。新鮮で驚きと感動の旅でした。
「為二世安楽」「同行(ぎょう)二人」「三十三応現身」「南無観世音菩薩」
巡礼できることの幸せ、道中お会いする方々に“おかげさまで”と心の中でご挨拶をしながらの巡礼です。
お堂の中は心落ち着かせることができ、先祖と自分とに向き合う場所でした。
生きてきたことの不思議、多くの人々と出会いと関わりながら生きていることの奇跡、そして死んでゆくことの定め。自分の意思だけではどうにもならないものがたくさんあることを教えられます。
仙台ではなくあえて先祖が眠る山形で観音参りをすることにしました。
今回は第一札所の「若松」「山寺」「千手堂」「円応寺」「唐松」、「平清水」そして第七番札所の「岩波」まで巡りました。
それぞれの景観は素晴らしいものです。

           二番札所  宝珠山 千手院

 千手院は山寺の立石寺より東に位置したところに有り、JR仙山線の踏切りの無い線路を越えて参拝するという珍しい札所です。
私はここで運よく、初めて他の参拝者の方が納めた金札を見つけていただくことができました。おかげで私にとってご縁のある札所になりました。

 それぞれの札所で美味しい食べ物もをみつけることも楽しみの一つです。

 山寺で頂いた芋煮(いもに)、生麩とその中に包まれた道明寺の団子の上に、ずんだがのったものがことのほかおいしいものでした。それに道すがら求めた熱々の焼き煎餅も忘れられない味です。
それぞれの札所と宿場での人情とおもてなし。
山形のお国訛りの懐かしさ。
お堂の中の静けさと懐かしい雰囲気。
いずれにしても一日では周りきれませんので、近くの温泉に泊まりながらそして茶箱でお茶を点て体を休めながらの巡礼にしたいと思っています。
 他に札所の中に面白い地名がたくさんあることを知りました。
落裳(おとも)、太郎田(たろうだ)、庭月(にわつき)そして番外になっている世照(よてらす)。
はたしてどんな歴史があるのでしょうか。
 十回以上の巡礼から、納め札は金紙が許されます。
結願の折には、金札の裏に“大感謝”と記して納めることも私の夢となりました。
観音参りをはじめることになったのも何かのご縁、まだ体力がある今だからこそ出来る巡礼です。
これからの楽しみがまた一つ増えました。


 先週のお稽古はお盆のためお休みでした。
今日は二週間ぶりとなり、月点前の拝見有りと花点前でした。
来週は御所籠の拝見無しと拝見有り。
こちらも楽しみでございます。


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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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