風の森通信 第921号


最上三十三観音 錦札


 今回は第七回目の最上三十三観音巡礼です。
ふとしたご縁で初めて錦札を授かることができました。

 前々回の巡礼では友人が錦札を授かっていたので、その後私もと思いながら札所を巡りましたが、なかなか授かることは叶いませんでした。ところが今回は思いもよらず、第十一番札所の高松観音で錦札を手にすることができたのです。
奉納された方は仙台市在住のS氏。裏面には出羽の国最上霊場巡拝二百回とありました。蓮台の絵柄の上には弥勒菩薩様と大師様の種字である「ユ」、身体健全・交通安全・家内安全・病気平癒それにご住所とお名前が書かれています。
巡拝回数もさることながら、観音様を前にしての読経の時間の長さ、移動された距離の長さそして長年にわたる健康の維持管理のご苦労を思ってしまいます。

 今回授かった錦札は、観世音菩薩様ではなく不動明王様のものでした。私たちに直接救いの手を差し伸べてくれることができるのは、菩薩様と明王様といわれています。特に不動明王様は人々の心の中に潜んでいる煩悩の悪を消すために、そのお姿は怒りに満ちたものです。
錦札はなかなか得がたく、その中でも不動明王様の錦札となると極めて希少価値の高い納札といえるのではないでしょうか。
S氏の百回目錦札は観世音菩薩様、二百回目は不動明王様そして次の目標となる三百回目の錦札はどんな御札になるのでしょうか。いつか札所でS氏にお会いした時お聞きしてみたいものです。

 別当寺にあたる光明院さんに伺ったところ、玄関先にはご覧のようにたくさんの錦札が飾られていました。多くの皆様方が百回以上の結願(けちがん)を成し遂げられ、別当寺にも錦札を奉納されていたのです。

奉納日の古い年月を拝見すると、最上三十三観音の歴史を感じ取ることができます。

 最上三十三観音巡礼を通して、仙台市のS様そして光明院の奥様とご縁を頂くことができましたこと、改めて観音様に感謝でございます。

 さて、、、私は生涯幾度観音参りができるのでしょうか。
まずは健康であらねばと思う毎日です。


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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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