風の森通信 第935号


奥州三十三観音巡礼のスタート


 10月7日から奥州三十三観音巡礼をスタートさせました。
最初は近場の六番札所の松島瑞巌寺三聖堂。
日本三景松島の地に有り、伊達家の菩提寺である瑞巌寺受付から左に曲がってほどなく萱葺の観音堂が見えてきます。
三聖堂は今から330年前に、瑞巌寺百一世鵬雲によって建てられたもので、堂内中央に聖観世音菩薩、左に達磨大師、右側に菅原道真公が安置されたことから三聖堂といわているものです。
瑞巌寺や円通院には何度も足を運んでいるのですが、この地を訪れるのは初めてです。

お堂は文化財として登録されているせいか鍵が掛けられていて、中でお経を読める環境にはないことや、納札を貼り付ける場所や納札箱も無く残念なことです。瑞巌寺受付で御朱印帳が販売されていなかったり、参拝者用の奥州三十三観音パンフレットも無く、今年の当番の別当寺がどちらなのかもよく分からずと、巡礼最初から最上三十三観音との違いに戸惑いました。
 その後奥松島に向かい七番札所の富春山大迎寺を訪れました。観音堂は高台にあり朱塗りとなっていて、これまで経験してきた観音堂とは趣きを異にしています。本堂紫雲閣から眺める松島の景観は誠に素晴らしいもので、松島四大観の一つに数えられているほどです。
 次に名取市高舘山山麓にある一番札所の紹楽寺に向かい、本堂にある御前仏の十一面観音像をお参りさせていただくことができ、初めて堂中でお経も唱えさせていただくことが出来ました。

住職に御朱印を頂いた後、車で五分もしないところにある二番札所の天苗山秀麓齋に向かいます。境内は明るくてフォークソングの歌が響き渡りこれまでにない雰囲気の札所です。宗派は曹洞宗であるにも関わらず、御本尊が聖観音菩薩となっていて別名「利勝観音」とも呼ばれ参拝者が絶えません。本堂には千体仏もあって東北では珍しいもののようです。庫裏で御朱印帳とガイドブックを買い求め、その後近くにある三番札所の金剛寺観音堂に立ち寄りました。名取市内にある最後の札所は第五番札所である名取千手観音堂。ガイドブックに記されている住所に行ったところ移転したと看板が有り、新住所の名取市民センター近くの交差点で札所を見つけることができました。別当さんに電話をしたところつながらず御朱印を諦めていたところ、お堂の前に文箱があってその中に御朱印が有り料金を納めていただくことができました。
 名取市を後にして向ったのが角田市にある四番札所安狐山斗蔵寺。
この札所は入り口が二通りありましたが、車の走行に安全な大きな駐車場のあるコースで向かいました。車を降りてから約20分で頂上にたどり着きます。ここの観音堂も朱塗りとなっていて七番札所の大迎寺の観音堂と同じです。奥州三十三観音では朱塗りのお堂が多いのであろうか。
帰る途中福島までと思いましたが、時間的にも無理なのでここで終了です。宮城・岩手・福島の三県にまたがる全札所を回りきるまで一週間はかかりそうです。
 次回は岩手県の二戸まで行き天台寺などを巡りたいと思っていますが、十一月ともなると雪の心配が出てきて今年中の結願は諦めるしかないようです。次回は岩手の温泉に一泊しながら前沢牛でもいただこうかと楽しみでございます。



 先々週のお稽古は大円之草そして流し点。
先週は真之行台子、台子薄茶点前でした。
早いもので来週で風炉でのお稽古はお仕舞です。


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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大に取り組んでいます。
昔からあった美しい東北の四季、それを彩る催しなどもお届けしていきます。

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