主菓子の銘は「道標」 「先ほどは大変おいしいお菓子を頂戴しましたがご銘は?」
「道標(みちしるべ)と申します」
「ご製は?」
「森の香本舗でございます」

外にいて道を訪ねられたら、「柿の木のある家を右に曲がって三軒目」といえば残っている柿の実が道標になります。
柿やりんご、みかんなどの果実を
木からすべて収穫せずに、
ひとつだけ残すという風習があります。
来年もたくさん実がつくように、と
願いを込めて実を残す風習を
「木名残(きなご)り」といいますが、
枯れ木になると木の種類が
わからなくなるから残す、という説や、
季節の変化を最後まで見届けるため
という説もあるのです。
野崎洋光著「体が喜ぶ二十四節気の料理帖」 “小雪”より
小雪とは11月22日頃~12月6日頃。
仙台はまだ初雪はなく、一雨毎に気温が1℃下がるこの季節。
柿の木もあっという間に葉衣を脱ぎ捨てて、大きな葉が辺りを覆い隠してしまいました。
我家の柿の木にも「木守り」としていつも5~6個ほど残していたのですが、カラスにでもすべて食べられてしまったようです。地域によって「木名残り」といったり「木守り」と言い方が違うようです。
今朝の仙台市泉区の最低気温は2℃となり、日一日と寒さが加わって初霜や初雪の季節となってくるのです。
和の学校仙台分校へどうぞ
木の実を残すのは、鳥たちの為だとばかり思っていました
一つお利口になりました。ありがとうございました。
今日は部屋の中15°、、、こたつとストーブがないといられません、、、
そちらも寒いかと思います。 暖かくしてお過ごしくださいませ

★さちりんさま
柿の木にはもう実はついておりませんが、干し柿が順調でやわらかくてとてもおいしい季節となってきました。
粉が吹いていない状態ですが、あんぽ柿のように表面の皮もやわくて中はゼリー状態で甘さは最高!!自然の恵みに感謝です。
皮をむいて干すときは、必ず熱湯に一分くぐらせてから干すのでカビることもなく失敗はなく大成功です。
お茶のときにお菓子にもなるので重宝しています。
こちらは一日風が強かったり、雨が降ったりとそろそろ雪が降りそうな気配です。
お互い風邪などひかないよう注意いたしましょう。
コメントありがとうこざいます。
干し柿を作ろうと思って渋柿をもらったのですが、今年の渋柿は鈴なりになったせいか、剥いたら実が無くなるほど小さくて、どうしようと思いましたが諦めました。
それで甘柿を剥いて干し柿にしてみたら、、、硬くなることも無く、粉をふくこともなく、とろけてしまい大失敗でした。
やはり、干し柿は渋柿を使わなくてはダメだったのですね
とんでもない勉強をいたしました。
★さちりんとま
こんばんは。
干柿はやはり甘柿より渋柿のほうがうまくいくようです。
柿の皮を剥くのは晴れた日に、熱湯に約1分入れ、そして寒さにあてればかびることもなくできそうです。
いろいろな条件が必要なのかもしれませんが、何度かチャレンジしてみてください。
仙台では約二週間でアンポ柿状態になっておいしくいただいています。
クックパッドを見てみますといろいろな地方でも作られているようです。
頑張って!!