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風の森通信 第2072号


釣釜



 釣釜とは東風吹くこの季節にかなった設えです。
天井の蛭釘(ひるくぎ)から釣り下げられた鎖に釜を掛けておくと、わずかな風にあたっただけで釜がゆっくりと揺れてくれます。
そんな揺れをみながら春がどんどん近づいてきていることを、亭主も客も共にお席で実感することができるのです。


今日は釣釜での初炭手前、茶盌荘、お稽古として茶筅荘薄茶でした。

 それぞれの時節にしかできないお点前が私は大好きです。
今だからできるお点前、今しかできないお点前をして、自然の移り変わりにあわせてお茶を楽しむことができるのですから。春は咲く花を愛で、梅雨の季節は雨音を聴き、夏は暑さをしのぎ、秋は紅葉を眺めそして冬は暖かさを求めてそれぞれの季節を楽しむことができます。
お茶以外の普段の生活の中で、自然と共にいられる生き方を目指したいものです。
来週のお稽古は真之炭そして真之行台子と齋藤先生から予告がありました。



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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大そして、昔からあった美しい東北の四季とそれを彩る催しを発信していきます。ドイツで生まれたVEEH HARFE(ヴィーハープ)演奏にも取り組み、癒しの音色をお届けしていきます。

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