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風の森通信 第2114号


書の暦 師走


佐々木祐一筆   師走


“走”るという字がまるで勢いよく駆けていくようにも見えます。



壺中天


一番右の字が“壺”、その左が“中”そして左下が“天”
左側にいる人が壺に向かって歩いて、そのあと階段をよじ登って壺の中に入ってしまうのではないかと見えてきます。

壺中(こちゅう)とは壺の中の別天地、仙境のことでありひいては悟りの妙境。
翻って私自身に置き換えてみると、壺中という限られた狭い空間で右往左往しながらあくせく働いて生きている自分の世界なのかもしれません。しかし壺の中での心の持ち方で、単なる混沌とした器の壺であったり、仙人のすむ仙境であったり、悟りの妙地となるのであろうか。
人として生きている限り、全ては心の持ちうようなのかもしれない。




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プロフィール

 冨樫 通明  (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)

Author: 冨樫 通明 (仙台市在住 ・ ぎゃらりー風の森代表)
NPO法人和の学校会員、和の学校仙台分校会員。
茶道を中心とした「和の文化」の実践と普及・拡大そして、昔からあった美しい東北の四季とそれを彩る催しを発信していきます。ドイツで生まれたVEEH HARFE(ヴィーハープ)演奏にも取り組み、癒しの音色をお届けしていきます。

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